Tobira

Tobira

ほんとうのこと を云おう

開いたのは 景色は

あなたが 描いてくれた ものだろう

知っていた 云わなかった

無数の言葉 ひとつの扉

その先に拡がる ニューランドで

見えるだろう 目ではなく 心臓で

ありきたりの 乗り物でいい

見えないひとの 姿のままで

あなたの 帽子が舞えば それが合図

知っていた 云わなかった

無数の色彩 ひとつの扉

その先に拡がる ニューランドで

見えるだろう 目ではなく 心臓で

きっと 決まってた はじめから

Vene 2024.6.8