瞬く夏 夏の瞬き.

 5月に入って、一気に気温が上がった。GW、ひとつ、印象的なセッションがあった。そして、空想の地上絵に向けて、ソロの思索。慌ただしく過ぎていくが、読みかけの本を着実に読了していくような感覚があり、生きているのだな、と確かめる。

 今日は、スタジオへ。雨の中、車の窓を開いて音量を上げて音楽を聴く。待っている間に詩を書いた。夏の時空、という詩。まだ、少し直すかも知れない。

 最近は繰り返し Fake Plastic Trees という歌を聴いている。歌詞がとてもよくて、友人とやりとりしたり。随分昔の歌だが、いまもアクチュアルな痛みのある楽曲だと思う。マークリンカス(sparklehorse)が前座を務めたというレディオヘッドのツアーが、観たかったと思う。マークリンカスの追悼文で、レディオヘッドのメンバーが、彼は毎晩素晴らしかった、と書いている。きっと、その通りだったのだろう。sparklehorseのVIVADIXIESUBMARINTRANSMISSIONPLOT(1995)のサウンドはいまも深く突き刺さる。

 連休、L.Aから友人が来て、自宅を訪れてくれた。自宅前の通りの雰囲気が良いといってくれて、外国みたいで気に入っているのでとてもうれしかった。詩集と、スティックをプレゼントにもらった。静かで熱い眼差しから、異国の地でも貫くべきことをそっと貫いているのだなと感じられて、とても癒された。